災害への備え

地震や台風など大きな災害に備え、水や食料の確保、避難場所の確認等をされている方が多いと思いますがペットの対策はされていますか?

今回はペットの災害対策ポイントをお教えします。

①食料の確保

フードは余裕をもって買い置きしておきましょう。災害時はホームセンターやペットショップでフードを購入できない可能性があります。またお店は開いていても流通が止まってしまい、必要なフードの入荷が無い場合も考えられます。普段から1ヶ月分ほど余裕をもって買い置きをしておきましょう。特にアレルギーや腎臓病、尿石症用などの療法食を与えている場合は重要です。

②お薬の確保

病気の治療中でお薬を飲ませている場合はお薬の形態にもよりますが、長期間保管できるものであれば余分に用意しておきましょう。災害時は人間も医薬品が不足するため、動物用のお薬はさらに手に入りづらくなる可能性があります。心臓病などのお薬を飲んでいる場合はお薬がないと命に関わるので気を付けましょう。

③避難する時の手段

小型犬や猫の場合は避難用にキャリーバックを準備しておきましょう。そのまま避難所で数日過ごせるように大きめのものがおすすめです。慣れていない子はキャリーに入れると鳴いたり、暴れたりするかもしれません。避難先でそのような状態になると本人もストレスがかかりますし、周りの方にも迷惑をかけてしまいます。普段からベッドの代わりなどにキャリーを利用してペットが安心してキャリーに入っていられるように慣らしておきましょう。

④避難所の確認

自分が住んでいる地域の避難所がペットの同伴避難が可能か確認しておきましょう。自治体によって違いはありますが最近ではペットの同伴避難ができる避難所が用意されていることが多いです。ちなみに中・大型犬を飼っている方は避難先での簡易ケージ(折り畳み式)を用意しておくとことをお勧めします。

⑤マイクロチップ

お家から逃げてしまったり、避難途中にはぐれてしまって保護された場合にペットの身元が分かる手段になります。

⑥しつけ

基本的なしつけは災害時にもとても役に立ちます。特に怖がりの子や吠え癖のある子はトレーニングをしておきましょう。